こんにちは、平原です。
あっという間に寒くなり、この前まで半袖だったのに・・・と季節の変わりゆくスピードについていけない平原です。
みなさん体調崩されていませんでしょうか?
11月も折り返しとなり、ちょっぴり慌ただしい気持ちになっています。
みなさん明日は、『世界早産児デー』です。
世界早産児デーは、早産についての認識を高め、世界中の早産児とその家族の関心を高めるために、毎年11月17日に制定されている国際デーだそうです。
世界の早産における課題や負担に対する意識を高めるために、2008年にヨーロッパNICU家族会および提携している家族会によって制定されたとのこと。
今年は、各地でパネル展など行われているようで、東京でも11月16日・17日の2日間、池袋のサンシャインシティ噴水広場でイベントが行われるようです。
(お知らせが遅かったですね)
Pigeonさんが主催のイベントで、パネル展があったり、体験コーナーがあったりと楽しそうなイベントです。
今日はオープニングセレモニーがあったみたいですが、明日もイベントは開催されているようですよ。
お近くの方はぜひのぞきに行ってみてください。
ベビーノでは、早産児さんたちがおうちに帰ってからのサポートをずっとしてきました。
周産期医療を受けてきたお子さんたちとご家族が、ご自宅で楽しい生活ができるようにサポートしています。
NICUやGCUで頑張ってきたちびっ子たち、そんなお子さんをハラハラ・ドキドキで見守ってきたご家族の皆さん、さあ退院!となった時漠然とした不安が押しかかってきますよね。
NICUやGCUの看護師さんたちはとっても優しくて頼りになる存在だったのに・・・・おうちに帰ってきたら家族だけっていったいどうしたらいいの?なんていう不安の中、新しい家族での生活をスタートするのはどうなんでしょう。
ちょっとそこはお手伝いした方がハッピーだと思うのです。近くで見守っていますよー、の存在でベビーノがいれたらなと。
医療デバイスがついていたらもちろん、ついていなくても主治医の指示があれば医療保険で訪問できます。
でも訪問看護師はベビーシッターとは異なるので、ずっと利用できるものではありません。
民間の育児サポートなどで賄える部分と、専門の看護師がちょっとお手伝いした方がいい部分があると私は思います。
ミルクの飲み具合も病院では何とかやれていたけど、家に帰ってきたらなんかうまくいかないし・・・とか、夜はよく寝ていますよって病院の看護師さんには聞いたけど、なかなかうまく生活のペースがつかめない…などちょっと早く生まれたお子さんたちにはあるあるですよね。
退院直後こそ訪問看護をうまく利用して、ご家族の生活のスタートをうまく始めてもらいたい、とベビーノ開設時から私たちはずっと思っています。
医療デバイスがないお子さんでも、ちょっと早く生まれたお子さんたちには節目節目で訪問看護師の専門的サポートを入れ、地域の子育てサービスと並行利用しながらご自宅での生活を整えていってもらいたい。
お子さんもパパもママも元気になっていったら、訪問看護師から地域の育児サポーターなどへ完全バトンタッチ!が当たり前にならないかな・・・・と世界早産児デーを目前に熱く語ってしまいました。
日本新生児看護学会でも、『2023年世界早産児デー』のタグが日本NICU家族会機構の方々中心に配布されていました。
平原もいただいてきましたよ。
おこちゃまたちもご家族様も、みんながあったかい気持ちで生きていけるようなサポートを続けていけたらいいな、と改めて思います。
なんだかほっこりしてしまいましたが、スタッフが中心になって年末までに色々と企画していることがあり、まだまだ気は抜けません。
私は見守り応援隊ですが、あったかい気持ちでみんなを応援していきたいと思っています。
それではまた。